2014年12月31日水曜日

本の要約サイト ブクペ

本を買って読むと、結構いらいらすることがあります。
それは無駄な言葉で、ページ数を稼ごうという著者の魂胆が見えるからです。

同じ内容なら、1時間かけて読める本と10分で読める本では、10分で読める本の方がいいでしょう。大事なのは情報です。ページ数ではありません。

ところが、ページ数が多ければ高く売れるという考えなのか、やたら無駄な言葉でページ数を稼ごうとしているという印象を受けることが多いのです。

そこで要点だけをサッと読めたらいいなと思っていたら、ブクペというサイトを見つけました。


http://bukupe.com/


要約しているのは個人ユーザーなので、その人の能力に左右されますが、簡単にほんのエッセンスを吸収できるのはいいです。

例えば「トヨタのすごい改善術」という本の要約は以下の様になっています。


仕事を改善する-「ムダ取り」のポイント
 「ムダ」とは何かを決める。
   何も生み出さない動きは無駄
   無駄ではないか?ひとつひとつ作業の意味を考えよう。
 ものを探すのは禁止
   置き場を決める。
   場所、品目、量数をラベルで見えるように表示
   「誰でも、必要なものがいつでも取り出せるか」を確認する
 もっとラクな方法を追及する
   小さな不満や不便を我慢しない。
   ラクする方法を考えよう。

「意識改革」の進め方
  気づいたらすぐにやれ。
   口よりも手を動かすことが大事
  答えは自分で見つけろ。
   「教える」のではなく「考えさせる」
   自分で答えにたどり着くまで、まつ
  知識より意識
   知識…教科書的な単純計算
   意識…現実に即した考え方

チームを改善する-「見える化」の仕組み
   改善は自分の都合よりも後工程の都合を優先する
   後工程を知ることはお客様を知ることにつながる
  個々の能率より全体の能率を考えよ。
   2階級上の立場で考える
   部分改善は常に全体改善を考えながら

未来を改善する-「いいサイクル」の回し方
  改善したところを、また改善。
  「もっとよいやり方は?」で成長し続ける
 治療よりも予防を心がけろ。
   小さな清掃習慣は大掃除よりも重要
   劣化を防ぐ日常点検
   劣化を測定のための定期点検や定期診断
   劣化を早期に回復するための予防修理

2014年12月28日日曜日

仕事を任されたらどうするか8箇条

「仕事を任されたらどうするか8箇条」という記事があまりに素晴らしすぎる。
今仕事をしている上で、思い当たる点がたくさんありました。




1.納期を確認せよ
納期を守れない奴は社会人として生きていけない。
納期遵守は信用を獲得し、納期遵守は人の能力を高め、納期遵守はお金を生みだす。



2.成果を合意せよ
仕事を任せる側が、成果を明確にしてから依頼をするケースは少ない。
任せる側は、「成果がモヤモヤしていて、考えるのに手間がかかる」から、信頼できる相手にそれを任せるのだ。

したがって、相手と会話し、本音を引き出し、成果を合意せよ。
合意できれば、仕事は半分終わっている。



3.仕事を分割せよ。
依頼された仕事は、大きな岩の固まりのようなものだ。
そのままでは扱うことが出来ないし、誰かの手を借りることも出来ない。

誰かの手を借りたいなら、ノウハウを教えて欲しいなら、スケジュールをつくるなら、分割せよ。
そうして初めて、取り扱うことができる。



4.難しい仕事から取り掛かれ
難しい仕事、特に「どうしたら良いかよくわからない」仕事は、思っているよりもはるかに時間がかかる。
おそらく見積の2倍から3倍はかかる。
後になって納期が迫っている時にそれがわかっても手遅れだ。



5.行き詰まったら、「即、相談」せよ
仕事を任せる側もすべてを見通しているわけではない。
中には「絶対に無理」な要求も存在する。
そして、それは仕事にとりかかってみないとわからない。

無理とわかってやり続けるのはお互いにとってマイナスだ。
その際は必ず、仕事の依頼者へ即相談せよ。
相談が遅れれば遅れるほど、あなたの信用に関わる話となる。



6.説明責任を果たせ
仕事を任せた側は常に不安だ。
そして、その不安を解消する責任は、仕事を引き受けた側にある。
少なくとも1周間に1回は報告せよ。
また、丁寧な説明を心がけよ。冗長にならず、省略しすぎず、適切な情報開示を心がけよ。
資料のわかりやすさ、話のわかりやすさはそのままあなたの信用につながる。



7.自分でゼロから考えるな。前例を探せ。
ゼロから考える事は、「車輪の再発明」と同じで、100%ムダだ。
会社の仕事は同じようなことが繰り返されている。
まずは前例を探せ。
何もなければ友達や、社外の人に聞け。
それでもなければ、本を揃えて、その中で探せ。
必ず目的の物はある。



8.人への依頼は早めにし、1から7を守らせよ。
仕事は自分だけで完結することは殆ど無い。
他者の協力が必要な仕事はできるだけ早めに依頼せよ。
その際に、気をつけることは上の1から7を相手に守らせることだ。






http://blog.tinect.jp/?p=9899

【神回】町山智浩 なぜ映画を観るのか?どんな映画を観るべきか?

下の動画は町山智浩という人が映画について語っている動画です。

要点は以下になります。

・ハリウッド映画からは本当によい映画が生まれにくい。
 それは売れるかどうかとうマーケティングによって作られているから。
 自分が本当に伝えたいことを映画にするのではない。
 秋元康がアイドルグループをプロデュースするのと同じように「売れるか」だけで作られている。

・いい映画とは例えば「ロッキー」のような映画
 ロッキーは、シルベスタ・スタローンが自分の体験を元に作った映画。
 何をやってもダメな男が、チャンピオンの試合相手に指名される。
 絶対勝てないのはわかっているが、主人公は絶対ダウンしないとだけ決心する。
 そして、トレーニングをして最後までダウンしないという目標を達成する。
 ただそれだけの映画だが、これを見た人はどう思うか?
 自分にもできると思いませんか?
 絶対にかなわないかもしれないけれど、絶対に諦めないという生き方を学べる。
 見る前と見たあととで別な人間になる。
 本当の魂が込められた映画だからだ。

・せっかく2時間かけて映画を見ても、何も変わらないなら見る意味が無い。
 時間とお金を投資する価値がない。
 こうしたらウケるんじゃないかと頭のなかだけで作られた映画なんて見ちゃダメだ。



 

文化祭でジェットコースターを作った動画

高校の文化祭でジェットコースターを作成したという動画をご紹介します。

なかなかの規模です。
事故なく400人ものお客さんを楽しませることができたそうです。

企画力、達成力ともに素晴らしいですね。

※動画の中で言ってるフェイルセーフについて。
障害が発生することを想定し、起きた際の被害を最小限にとどめるような工夫をしておくという設計思想のこと。