2011年9月2日金曜日

福島中央テレビが他のテレビ局の動画を勝手に削除したことについて声明


原発から60kmの場所で収穫されたシイタケについて「これはもはや食べ物ではなくて放射性廃棄物だ」というショッキングなインタビューが収録されたドイツの番組。

福島の放射線がいかに危険かを放送したドイツのテレビ局ZDF-Frontal21の動画を、著作権がないはずの福島中央テレビが勝手にyoutubeから削除していた。

それを知った多くの人が、著作権がない映像を勝手に削除するとは何事かと批判をしていた。
そのことについて福島中央テレビが声明を出している。
ZDF-Frontal21の動画の中にある原発爆発のシーンの著作権を主張しているのである。

これは法的に許されるのだろうか?
爆発のシーンはほんの一瞬で、ZDF-Frontal21の映像の中に挿入されているに過ぎない。

例えばある映像の中にミッキーマウスのTシャツを着た人物が登場したとして、その映像に対してディズニーは著作権を主張できるのだろうか?

福島中央テレビは福島県民がいなくなれば当然存続が難しくなる。
人口流出を防ぐために事故を矮小化するような行為は許されない!

現在、問題のシーンを削除した動画がアップされている。
当然、福島中央テレビがこれを削除することはできない。


↑問題のシーンをカットした動画

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