2011年5月28日土曜日

とあるアメリカ人のとあるアニメの感想がすごい

下はgoogleのエンジニア、スティーブ・イエギ氏の文章。
ラストエグザイルというアニメに対するとめどない愛情をつづっている。
「千と千尋の恩返し」のアカデミー賞受賞をきっかけ日本のアニメに興味を持ったイエギ氏。
「アニメってアメリカの最下層が見るやつ?」と偏見に満ちた発言をしていたイエギ氏が、このアニメに対しては言葉の限りを尽くして絶賛している。秀逸な賛辞の言葉をお楽しみください。


あとは歴史的なことだ。「十二国記」が決定づけなかったとしても、ラストエグザイルは決定的だった。私たちはラストエグザイルがすごーーーーく気に入った。これ以上のアニメはない。ほとんど同じくらいにいいものはあるかもしれないが、しかしこれよりいいものがあるとは思わない。私たちはポスターを買い、フィギュアを買った。私たちは人生のラストエグザイル期を過ごし、それは少なくとも2ヶ月続いた。これはあの人生の中でノスタルジーをずっと感じつづける時期の1つだ。ある時点では、リンと私は2人の主要なキャラクターから名前を取って、子供をクラウスとラヴィと名付けるつもりでいた。私の勘違いでなければ、少なくとも1週間はまったく本気でそう考えていた。

ラスト。エグザイル。

今でも、思い出すだけで、身震いし、涙が出る。DVDを見るつもりがなかったとしても、Flashプレーヤーとスピーカーがあるなら、何分か使ってオフィシャルサイトをぜひチェックすべきだ。これはスキップしたくないと思わせる数少ないイントロFlashだ。それからメニューを実行すれば、キャラクターやストーリーについて書かれているのを少し読むことができる。

私はあなたにすごく嫉妬を感じる。あなたはまだあれを見ていないのだ。私の頭から記憶を消し去って、それを最初から見ることができるなら、私は何を犠牲にするだろう?
人生のラストエグザイル期なんていう表現はなかなか思いつかない。

http://www.aoky.net/articles/steve_yegge/bloggers_block_2_anime_for_nonplussed.htm

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