2010年7月1日木曜日

ヱヴァンゲリヲン新劇場版破の感想 

ついに観ましたよ。
エヴァ破。

点数をつけるなら0点です。
マジでクソでしょ?

この監督才能ないです。

評判をみると私みたいな感想のひとはすくないみたいで、概ね好評のようですが。
さて、では何がどうだめなのか徹底的にぶった切っていきましょう。

まず、作画が異様に低レベルです。
ミサトは鼻がでかすぎでやたらふけてます。
ゲンドウはカットによっては異様に目がつぶらです。
作画が安定せず、いちいち違和感を感じます。

つぎに、結局はオリジナルの焼きまわしということがあげられます。
空から落ちてくる使徒や、最後のやたら強い使徒はそのまんまテレビと一緒です。
今回は金をかけてある分いろいろ変形するのですが、
テレビ版を劣化させる効果しかありませんでした。
才能がない人間が金に任せていじり倒したという感じです。

今回はトウジのかわりにアスカが3号機に乗ります。
ですが、ストーリー自体はオリジナルのままです。
「エントリープラグを壊さないように3号機を倒せば、パイロットを助けることができるだろ?」
10年前に誰もが考えたことですが、いまだにシンジは10年前と同じことを繰り返し、
ダミーシステムに切り替えられて、エントリープラグまで破壊することになります。
「え?ここ、なんのひねりもなしですか?」
こんなの興味を持ってみろっていうほうが無理でしょう。
あきれました。

テレビ版では何度も迫りくる使徒を水際でせき止めてきたから、
指令本部まで進入してきた最強の使途のシーンが際立ったのですが、
今回はそれだけの積み重ねがないので、正直、軽すぎて「才能ないオーラ」がほとばしりでていて、
観てていらいらして仕方ありませんでした。

尺がないんじゃないですよね。上映時間の中に退屈で退屈でどうしようもない時間は大量にあり、
何度も時計をみましたからね。
ま要するに才能がないってことでしょう。

たとえば梶が赤木リツコに会うシーンですが、
梶の手がなにげにリツコの白衣の下にもぐりこんでいます。
この二人の肉体関係を示唆していると思うのですが、
これが今後のストーリに影響することはないでしょう。
何でこんなクソみたいなとこにへんなエネルギーつかってるのか不明です。

3台のコンピュータのある司令本部にはホログラフのような地形図が表示されていますが、
なにかあると「警告」とか「緊急」とかいうミニウィンドウが多数ポンポンと開くのですが、
自分はそれも不快でした。どうでもいいクソみたいなとこばかりにこだわって手間をかけて、
中身はスカスカだったからです。

最後の流れも最悪です。

初号機がサードインパクトを起こしたところで終わるわけですよね。
リツコが「サードインパクトの始まりよ」といってスタッフロールになるわけです。
ところがスタッフロールあけにカヲルが投げたロンギンヌスの槍が初号機にささって終わります。
サードインパクトが凍結されたってことですよね。

ここらへんはもう頭がおかしいとしか思えません。
サードインパクトが始まるでいいじゃないですか?次回作への引きとして。
引きを作っておいたのに、さいごにもうひとひねりとしてその引きをだいなしにするなんて、
製作者自身の頭の中が整理されていないことを意味していると思います。

エロを入れときゃいいんだろといわんばかりに無意味にエロを織り交ぜてるし、
本当にどうしようもないクソ作品でした。
























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