2010年5月1日土曜日

バイオハザード

最初のプレイステーション版が登場したのが1996年だそうです。
ホラーゲームの最高峰といっていいでしょう。
いや、怖かったです。

私は一番初めのバイオは自力でクリアしていないです。
弟に貸して、弟がクリアしたデータでラスボスを見せてもらいました。
いや、それくらい怖かったという話ですよ。

よくできてるんです。これが。
プレイヤーを引き込むいくつもの仕掛けがされています。

まず、意図的に操作しにくい独特な操作法が採用されています。
これにより、いざゾンビが出てきたときに操作ミスがおきやすくなっていて、
プレイヤーをパニック状態に陥れることに成功しています。
ちなみにこの操作法はパソコンゲームの「アローン・イン・ザ・ダーク」とまったく同じです。

次に、あいまいな体力ゲージがあげられます。
ドラクエのように残りの体力が15とか表示されていません。
fineとかdangerというように非常にあいまいです。
敵から受けるダメージも数値としてはわからないため、
回復するタイミングをとることが難しくなっています。

そして適度な静寂
いくら怖いといっても、ゾンビやクリーチャーがひっきりなしに出てきたら、
ドラクエのモンスターと同じになってしまいます。
静寂な時間があるからこそ、ゾンビの出現時に恐怖が際立つわけです。

一番初めの作品からゾンビよりすばやいハンターというモンスターも用意されています。
何者かが走ってきて、ドアノブに緑色の手をかけるシーンがトラウマになっている人も多いと思います。
ある程度プレイすれば「ゾンビは怖いけど、よく見ると結構動き遅いし、余裕じゃね?」とプレイヤーが
感じるであろうということまで予想されているわけです。

ファミコン時代からゲームを作っているカプコンだけあってバランスよくまとめられていると思います。

0 件のコメント: